2019年11月4日 オタク旅行部 キョウトday4 part1
オ旅部最終日、とむハの目の前を走る叡山電鉄の踏切の音で目を覚ました一行。
こちらは紀元前に深海に棲息していたあとむさんを復元したモノ。
諸々の支度を済ませ、あとむさんの引っ越し前最後のとむハに別れを告げて出発。
葛西さんと倉内さんは帰るためにそのまま京都駅へ。僕はその週の予定もなかったため、旅行を延長しそのまま一人旅に出ることにしました。
3人と別れて、まず向かったのはみやこめっせ。この連休で京都アニメーションのお別れ会が開催されていると聞き、急遽旅程に組み込みました。
会場は広いホールの入り口にファンからの寄せ書きや寄付されたグッズなどが作品ごとに並べられ、その奥にはとても大きな献花台がありました。参列者は老若男女様々で、いかに京アニが愛されていたかを痛感しました。
day5で詳しく記しますが、京アニは過去の僕を救い、今でもなお僕の根幹を成す要因の一つと言っても過言ではありません。僕にできることは本当に少ないけれど、こうして挨拶をしに来れたのは自分の中で一つの区切りができたように思いました。これからも京アニの作品に触れ、応援できればなと思います。
お別れ会を済ませ、気持ちが少しスッキリした僕は次の目的地に向けてみやこめっせを出発しました。
今回の旅の目的地が滋賀県のため、せっかくならと京都と滋賀に跨る比叡山を通っていこう。ということで再び出町柳へ。出町柳から延びる叡山電鉄に乗り、叡山本線終点の八瀬比叡山口を目指します。
電車に揺られながら景色を眺めていると…
お分かりいただけるだろうか。この修学院駅に停車した瞬間僕の体に稲妻が走りました。
「僕の第六感が告げている。ここは間違いなくけいおん!の聖地であると。」
電車が発進してちょうどいいところでシャッターを切る。
すると…
どうやら僕の勘は正しかったみたいです。OPや作中で登場するムギちゃんが利用する駅のモデルでした。全然知らなかったし、まさかこんな形でお目にかかるとは。しかし本当にいたるところに聖地あるなあ。
そうこうしてるうちに終点の八瀬比叡山口に到着。すぐにロープウェイで比叡山に登ろうかと思いましたが、どうやら麓にも有名な観光名所があるようなのでまずはそちらに行ってみます。
その名も無量寿山 光明寺 瑠璃光院。倉内さんが泣いて喜ぶようなパワー漢字のオンパレード。漫画とかに出てきてもおかしくないようないかつい名前してる。
昨日までの建物と比べ、周りが山なので雰囲気はありました。
旅程を決めずにここまで来ているので正直何があるか分からないまま中に入ったのですが…
……
………マジかよ。
どうやらとんでもない映えスポットに来たみたいです。よく見ると周りはカップルや外国人観光客が多かった。皆一様にこのウユニ塩湖も斯くやというようなテーブルの反射が作り出す鏡の世界で写真を撮っていました。
11月の頭ということもあり紅葉は色づき始めだったのが残念でしたが、緑が多い景色はこれはこれで良いリフレッシュになるなと思いながら院内を散策。写経も有名みたいで卓はほぼ満席でした。
拝観料は高かったけどその分良いものが見れました。
瑠璃光院を出ていざ比叡山、の前に朝から何も食べていなかったので出店の豚汁とセブンのおにぎりで軽めの昼食。景色を眺めながらの和食、実に良いものでした。*1
ということで食事を済ませ、ロープウェイで6合目?くらいまで、そしてそこからシャトルバスで山頂まで行きました。
車内からの1枚、初めての琵琶湖!まじででかいな。海とまでは言わないけど湾って感じの大きさでした。
そして到着。
これも直前に知ったことなんですが、延暦寺でこの連休に催し物があって、今日はその最終日、なんとTRUEさんが北宇治のモデル校である京都府立菟道高等学校と、作品の音楽を担当した洗足学園音楽大学とコラボして生バンドの生歌を披露するって言うじゃないですか!
時間も迫っていたので早速会場のお堂へ。
途中…
由緒ありすぎるな。
しばらく歩いて、
会場である釈迦堂に到着。ほぼ設営も終わっていました。
パフォーマンスは残念ながら撮影禁止でしたが、黒のドレスに身を包んだTRUEさんが屋外とは思えない歌唱を披露してくれました。こんなに近くで歌声を聴いたことがなかったので、その迫力とユーフォ愛、京アニ愛を感じさせる表現力にただただ感動しました。
しかし、写真からも分かる通りこの会場、11月なのに加え日陰だからめちゃくちゃ寒かったんですよね。演奏してた学生たちが心配でした。あったかくしてくれ~。
ライブ終了後は釈迦堂に参拝しつつ、比叡山を巡る旅に移行。
~ここからが地獄、もとい苦行の始まりだった~
後編へ続く
*1:この時しっかり食べていればと後悔することとなる。