2019年11月4日 オタク旅行部 キョウトday4 part2
~前回のあらすじ~
京都一人旅で延暦寺に来たワキタロウ。TRUEさんのライブ終了後、比叡山を散策しようと歩み出したのであった。
これが地獄もとい苦行の始まりでした。
そもそも延暦寺って一つの建造物じゃなくて比叡山の広大な山の中にある約100のお堂とかの総称らしく、山内を「東塔」、「西塔」「横川」の三つの地域に区分していて、そのそれぞれに本堂があるみたいです。
この日僕は、地図で言うところの左下の八瀬比叡山口からロープウェイで比叡山山頂まで登り、バスに揺られ西塔Pで降車。そのまま釈迦堂まで歩いてTRUEさんのライブを見ました。
そこから僕は軽い気持ちで延暦寺の目玉である根本中堂まで徒歩で移動しようとしたのです。
おそらく一般的に見ればそこまで厳しくはないと思うのですが、地図をよく見ると西塔から東塔、山一つ越えてるんですよね…
t約5日分の荷物が入ったでかいリュックとショルダーバックを背負い、かつ寒いうえにまともにお腹満たしてない状態での峠越えは正直かなりしんどかったです。山頂まで行けば茶屋なり出店なりあるだろと思ってしっかり食べなかったのが仇となりました。
ということで皆さんも比叡山を歩いてみましょう。
釈迦堂は前回記事の写真参照ということで、まずは椿堂
地図にもあるように参道の崖下とも言える場所にひっそりとあったお堂。何でも聖徳太子に所縁があって、登山の際に使用した杖をこの地に刺したらでけぇ木が生えたとかで命名されたとかなんとか。
お次は浄土院、なお椿堂からここまで結構山を下ってます。
浄土院は比叡山延暦寺を開山した伝教大師最澄の廟所であり、比叡山で最も神聖な場所なんだとか。ここには籠山行という12年間山に籠る修行をしている僧が毎日、最澄が生きているかのように食事を用意したり掃除をしたりしているそうです。
息切らしながら歩いてたらいきなり出てきて「なんだここは!」となった場所。それくらい周りには何もなかったんですけど、だからこそとても静かで安らかな気持ちになれるんだろうなと感じました。境内も枯山水が見事に手入れされていて天台宗の信仰の厚さのようなものを垣間見ました。
浄土院のすぐ目の前に長い長い登り階段があったのですが…
大雨か何かの影響でしょうか、木が根こそぎ倒れていました。ワイヤーもようなもので支えているようにも見えますが…危ないなあ。
その長い長い階段を倒れそうになりながら登っていき、バスが通る道まで出たところにあった山王院。写真撮ったはずなのに消しちゃってたみたいなので拾い物ですが、
こちらもひっそりと佇んでいました。ハイキングの休憩ポイントなのか、登山装備の夫婦が休んでいました。
そして案内に従って道なりに歩いていくと…
逆光気味ですが、なんとも雰囲気のあるお堂が見えてきました。
その名も阿弥陀堂。
少し歩いたところにあるからか、はたまた時間的なものかは分かりませんがほとんど参拝客がおらず、とても静かでじっくり見て回ることができました。
写真では分かりづらいですが全体的に朱色を基調としていて、鮮やかさ且つ豪華さが際立っていました。
阿弥陀堂を後にして東塔エリアの本堂、そして比叡山延暦寺の総本堂である根本中堂を目指す途中にあったのが戒壇院。
山王院と似た雰囲気でした。暗めの色だし扉閉まってるしで少し不気味でした。
そして間もなく………
やって来ました根本中堂。
しかし予習してなかったため軽いアクシデントが。
なんでもこの根本中堂、平成の大改修ということで2016年から約10年かけて工事をしている最中だったようで周りがすっぽり囲われていました。なので外観を撮影できなかったのですが中には入ることができたので参拝することに。
工事の様子は組み上げられた足場から見れるそうですが時間が無かったので断念。
奥まで進んでいくと、下図のような構造になっていました。
右側の階段から進み中央の階段の手前まで進むことができたのですが、その構造が今までに見たことがないものでした。
中央に階段があるように僕が立っているところの下まで広い空間になっており、床はコンクリートのようなものだったため、自分が立っているところとはまるで別空間のように感じられました。
東京かどっかの地下の貯水空間みたいな(???)。さすがにあそこまで広くはないけども、少なくとも僕が今まで見てきたお堂の中はすべて畳続きだったのでそれがとても驚きでした。
中はやはり撮影禁止だったので写真はありませんが、HP等にあった写真ですとこんな感じでした。
そして写真にある三つの灯篭の中に灯されているのが1200年消えずに燃え続けているとされる「不滅の法灯」です。僕が行ったのは拝観終了間際だったので中は薄暗かったのですが、その法灯は明るく灯り続けていてとても神秘的でした。参拝客が誰もいなかったので10分ぐらいボーっとしてしまっていて、急いで外に出ました。
もしまた行けるならば、工事中にゆっくり見たいし、改修後の新しくなった姿もぜひ拝みに行きたいものです。
この法灯に心を奪われた僕、急いで延暦寺の御朱印帳を購入。今までも神社仏閣を見るのは好きだったのですが御朱印帳には手を出せていませんでしたが遂に決心がつきました。
御朱印をいただいたところで拝観終了。実に良い経験ができました。
辺りは陽が落ち始めていたため下山するために滋賀側に降りるためのロープウェイ乗り場まで歩いていきました。途中、
ここが正面入り口なのかは置いといて、いくら何でも字が汚すぎでは………
何というか、威厳が…
とまあ軽くショックを受けたところで乗り場に到着。発車まで時間があったので待合室で休むことに。と同時に疲れと寒さと空腹が一気に襲ってきました。根本中堂での感動で忘れていたのか、すでにギリギリでした。とりあえずあったかいものを自販機で購入。なんとか気力を振り絞って景色を見に行きました。
でもこの景色見たらさすがに気持ちが落ち着きましたね。琵琶湖、めちゃくちゃきれいだ。
ロープウェイのお時間、この時期はとにかく暗くなるのが早い。17:30にはもう真っ暗でロープウェイ乗りながら琵琶湖見ることはできなかったです。
再三述べてますが、なにも旅程を決めていないこの日、当然宿も取っていない。
とりあえず、何よりもまず優先されたのは
「温泉に浸かること」
と言っても滋賀で温泉宿なんて知らないし、銭湯つってもアメニティ無いし。
そして寒さと疲労と空腹で頭も回らない。
だめだ、先に飯にしよう。僕はこの日人生で最も空腹に苦しんだと思います。
体調的にもおしまいだし、おにぎり一個と豚汁啜っただけで峠幾つも越えるのはさすがにしんどかったです。
とりあえずロープウェイから降りてバスで最寄りの駅に向かいました。
駅前なら何かしらあるだろう。調べると老舗のそば屋がありました。
思わず泣きそうになる僕、この状態で食うそばはどんなに美味いものかと。
店に着く僕、入り口に貼ってあったスープ切れの張り紙。
悪い意味で再び泣きそうになりました。落ち込みすぎてその写真すら撮るの忘れてました。
駅の周りコンビニすらなかったんですよね、あるいは視野が狭くなっていたのか。
仕方なく最寄り駅まで向かうことに、すると…
たまげた~www
一気に元気になるオタク、夢中で写真を撮る。
人の目なんて気にしない(そもそも人少なかったし同じように写真を撮るオタクしかいなかった)。
宇治行った時もそうだったし、やっぱ頻繁にこういうコラボしてるのかなあ。
京都の人はもう慣れてそうだけど滋賀の人間は果たして………
ガワの写真を満足いくまで撮ったのち乗車、すると車内には…
つり革一つ一つにキャラが!
僕はさすがに先に撮りましたけど、発車してからつり革に捕まらず歩いて撮影してるオタクおって「そういうところやぞ」って心の中で呟いてました。
そうしているうちに着いた石山駅。すでに瀕死の僕、せっかくなら滋賀ならではの物とか食べたかったですけどそんな余裕もなく、しかしまあ旅のポリシーみたいなのもあるのでチェーン以外なら何でもいい!といった感じで駅周辺をフラフラしてました。
そして見つけた希望の光。
ラーメン屋です。ようやく、ようやくたどり着いたんだ。
どうやら親子二代で切り盛りしているようで、店内に入るとおじいさんが席へ通してくれました。
とにかく腹が減ってたので一番ボリュームがあるセットを注文。
とんこつと油の香りが空腹にますます追い打ちをかけてきました。
それでは、いただきます。
味は正直に言って普通でした。しかし今まで食べてきたラーメンの中で最もおいしかったと言っても過言ではないほど感動したのを今でも覚えています。
またこの時ほど食事ができる喜びとありがたさを体感したことはありませんでした。
無言で、夢中で食べ進めあっという間に完食。
普段から外で食べるときも店員にいただきますとごちそうさまでした。を言うように心掛けているのですが、この時は「ごちそうさまです、ありがとうございました。」
と思わず口にしていました。
ありがたい食事もいただいたことで気力も回復し改めて今夜の宿を探しました。
するとどうやら滋賀の草津というところのスーパーホテルが天然温泉付きとのことだったのでさっそく電話。無事予約出来たので重い腰を上げて移動。
しかし滋賀にも草津ってあるんですね、群馬のイメージが強かったです。
駅から結構歩いたけど、やっとの思いでホテルに到着。
荷物を置き、すぐさま温泉へ。
貸し切り状態だったのでめちゃくちゃリラックスできました。
寒さと峠越えの疲労が癒されていく………
出たり入ったりを繰り返して一時間くらいかけて温泉を堪能しました。
近くにコンビニが無かったので仕方なく自販機で飲み物を購入、
こんなに美味いビールは久しぶりだった。
本当にいろいろあったキョウトday4、いろいろなことに感謝させられる1日だった。
普段当たり前のように感じている身のまわりのこと、それらを大事にしようと心から思いました。
一人旅の醍醐味が詰まったそんな1日目でした。明日はいよいよこの旅の最大の目的地である滋賀県は豊郷町へと向かいます。ぜひ最後までお付き合いください。
それではキョウトday5でお会いしましょう。
2019年11月4日 オタク旅行部 キョウトday4 part1
オ旅部最終日、とむハの目の前を走る叡山電鉄の踏切の音で目を覚ました一行。
こちらは紀元前に深海に棲息していたあとむさんを復元したモノ。
諸々の支度を済ませ、あとむさんの引っ越し前最後のとむハに別れを告げて出発。
葛西さんと倉内さんは帰るためにそのまま京都駅へ。僕はその週の予定もなかったため、旅行を延長しそのまま一人旅に出ることにしました。
3人と別れて、まず向かったのはみやこめっせ。この連休で京都アニメーションのお別れ会が開催されていると聞き、急遽旅程に組み込みました。
会場は広いホールの入り口にファンからの寄せ書きや寄付されたグッズなどが作品ごとに並べられ、その奥にはとても大きな献花台がありました。参列者は老若男女様々で、いかに京アニが愛されていたかを痛感しました。
day5で詳しく記しますが、京アニは過去の僕を救い、今でもなお僕の根幹を成す要因の一つと言っても過言ではありません。僕にできることは本当に少ないけれど、こうして挨拶をしに来れたのは自分の中で一つの区切りができたように思いました。これからも京アニの作品に触れ、応援できればなと思います。
お別れ会を済ませ、気持ちが少しスッキリした僕は次の目的地に向けてみやこめっせを出発しました。
今回の旅の目的地が滋賀県のため、せっかくならと京都と滋賀に跨る比叡山を通っていこう。ということで再び出町柳へ。出町柳から延びる叡山電鉄に乗り、叡山本線終点の八瀬比叡山口を目指します。
電車に揺られながら景色を眺めていると…
お分かりいただけるだろうか。この修学院駅に停車した瞬間僕の体に稲妻が走りました。
「僕の第六感が告げている。ここは間違いなくけいおん!の聖地であると。」
電車が発進してちょうどいいところでシャッターを切る。
すると…
どうやら僕の勘は正しかったみたいです。OPや作中で登場するムギちゃんが利用する駅のモデルでした。全然知らなかったし、まさかこんな形でお目にかかるとは。しかし本当にいたるところに聖地あるなあ。
そうこうしてるうちに終点の八瀬比叡山口に到着。すぐにロープウェイで比叡山に登ろうかと思いましたが、どうやら麓にも有名な観光名所があるようなのでまずはそちらに行ってみます。
その名も無量寿山 光明寺 瑠璃光院。倉内さんが泣いて喜ぶようなパワー漢字のオンパレード。漫画とかに出てきてもおかしくないようないかつい名前してる。
昨日までの建物と比べ、周りが山なので雰囲気はありました。
旅程を決めずにここまで来ているので正直何があるか分からないまま中に入ったのですが…
……
………マジかよ。
どうやらとんでもない映えスポットに来たみたいです。よく見ると周りはカップルや外国人観光客が多かった。皆一様にこのウユニ塩湖も斯くやというようなテーブルの反射が作り出す鏡の世界で写真を撮っていました。
11月の頭ということもあり紅葉は色づき始めだったのが残念でしたが、緑が多い景色はこれはこれで良いリフレッシュになるなと思いながら院内を散策。写経も有名みたいで卓はほぼ満席でした。
拝観料は高かったけどその分良いものが見れました。
瑠璃光院を出ていざ比叡山、の前に朝から何も食べていなかったので出店の豚汁とセブンのおにぎりで軽めの昼食。景色を眺めながらの和食、実に良いものでした。*1
ということで食事を済ませ、ロープウェイで6合目?くらいまで、そしてそこからシャトルバスで山頂まで行きました。
車内からの1枚、初めての琵琶湖!まじででかいな。海とまでは言わないけど湾って感じの大きさでした。
そして到着。
これも直前に知ったことなんですが、延暦寺でこの連休に催し物があって、今日はその最終日、なんとTRUEさんが北宇治のモデル校である京都府立菟道高等学校と、作品の音楽を担当した洗足学園音楽大学とコラボして生バンドの生歌を披露するって言うじゃないですか!
時間も迫っていたので早速会場のお堂へ。
途中…
由緒ありすぎるな。
しばらく歩いて、
会場である釈迦堂に到着。ほぼ設営も終わっていました。
パフォーマンスは残念ながら撮影禁止でしたが、黒のドレスに身を包んだTRUEさんが屋外とは思えない歌唱を披露してくれました。こんなに近くで歌声を聴いたことがなかったので、その迫力とユーフォ愛、京アニ愛を感じさせる表現力にただただ感動しました。
しかし、写真からも分かる通りこの会場、11月なのに加え日陰だからめちゃくちゃ寒かったんですよね。演奏してた学生たちが心配でした。あったかくしてくれ~。
ライブ終了後は釈迦堂に参拝しつつ、比叡山を巡る旅に移行。
~ここからが地獄、もとい苦行の始まりだった~
後編へ続く
*1:この時しっかり食べていればと後悔することとなる。
2019年11月3日 オタク旅行部 キョウトday3
オ旅部キョウト編三日目、最終日の朝は、
おは卍ブラザーズ
この日の予定は主にとむハから近場の観光地を巡ろうということになりました。
まずは慈照寺は銀閣に向けてひたすら東へ。途中あとむさんがみんなに見せたい場所があるとのことだったので少し寄り道。すると…
!!!
オイオイオイオイ!ここはけいおん!1期OP「Cagayake! GIRLS」4人verサビ前大ジャンプのシーンじゃあないですか!(早口)
よもや、よもやこんな形で来ることができるとは…というかキョウト、町中にいきなり何かしらの聖地あるのほんとにすごいよな。
さすがにジャンプの撮影は死んでしまうので外観だけ~
唐突な聖地巡礼も済ませ、ちょうどいい時間だったので少し早めのお昼ごはん。
銀閣行く途中にあった良さげな天ぷら屋さんでランチの天丼を食べました。
このサイズと量で1000円くらいだったからとてもコスパよかったと思われます。とてもおいしかったです。
そんでもって慈照寺付近に到着。参道はとても賑わっててスイーツの店が多かったです。
ところで皆さん、八ッ橋っていうとどんなの想像しますかね?たぶん多くの人がニッキとかの生八ッ橋を思い浮かべると思うんですけど、僕の場合八ッ橋は固いやつの方が小さいころから馴染んでいて、倉内さんとかは食べたことないと仰っていたので何枚かで100円で売られていた固八ッ橋を歩きながらみんなでつまみました。途中土産物屋で1枚1000円のキョウトTシャツを購入。
かの有名な哲学の道を少し散歩して、
慈照寺の境内へ。
よく教科書とかで見るアングルとその裏から、そして
謎のオブジェ。
境内ではお抹茶と茶菓子を味わえました。
さとゆーさんもひとやすみ。
そしてそこに忍び寄るローアングラー太田
この葛西さんバチコリ決まってるけどお抹茶が盃だったら完全に任侠映画の一幕でしょ
そうして休憩も挟んだところで一度鴨川方面へ戻ることに。
途中寄った真如堂というところが個人的にかなり好みの場所でした。
とても立派な建造物が立ち並ぶ割には観光客も少なく、静かな空間と色づき始めの紅葉がとてもよかったです。
さあ出町柳に戻っておやつ時、みんな大好きたまこまーけっとのモデルとなった「ふたば」さんにやってきました。
僕は定番だという塩豆大福と中に栗が入ってる大福を購入。
せっかくなので鴨川を眺めながら食べることにしました。
もち蔵に憧れる倉内さん。なおたまこまーけっと本編は見ていない。
祝日ということもあり、鴨川は多くの家族連れやカップルで賑わっていました。
ちなみにこの写真の葛西さんの左前の近いところでカップルがいちゃついていました。
そうしているうちに気づいたら買った一瞬で大福が消えていた。いや、どこ行ったん?
独りでに鴨川歩いていったか?ひえ~、大福怖い。
時刻は大体16時ころ、夕食までにどこかもう1か所行ってもいいかということで、ここも名所である南禅寺に行くことに。
ただ南禅寺は慈照寺方面なので距離と時間的にゆっくり見るのは厳しそう。とりあえずバスに乗り、向かうことに。最寄りで降りたときにはすっかり暗くなっていました。
googleマップを頼りに進んでいく3人についていくと何か違和感が。寺に向かっているはずなのにどうにも建物が多く明るい場所に進んでいるような気がしていました。
念のため確認すると逆方向に進んでいることが分かりゲラゲラ笑いながら正しい方角へ進みました。こういうのも旅の醍醐味すよね。
そんなこんなで南禅寺に到着。拝観時間はとっくに過ぎていたので境内には誰もおらず…と思いきやお目当ての水路閣にカップル一組、どうやら彼らも撮影に来てたみたいです。
暗くて分かりにくいかと思いますが、レンガ造りの水路でとてもよく写真が映えるスポットとして人気のようです。
僕たちがなぜここに来たかというと、はい、ここもけいおん!の聖地の一つだからです。
こちらもけいおん!のOPから。誰かいたら4人で撮ってもらいたかったんですけどね。
次は明るいうちに行きたいものです。
ということでキョウトを満喫した連休最後の夕食はかねてより希望していた馬肉でした!
今日1日キョウトを歩き回って空かせたお腹を馬肉で満たすためにやってきたのはその名も「馬野郎」 ドンッ!
馬刺しに焼き肉
煮込みにたたきなど専門店らしく様々な馬肉料理を堪能することができました。
馬肉は馬刺しでしか食べたことがなかったのですが、特に焼き肉は何とも言えない歯ごたえがたまらなく美味かったです。あとはじめに店員のお姉さんが手本で焼いてくれたのもよかったです。
いや~満足!キョウトに悔いなし!と感動し店を後にすると、あとむさんが「まだ行ける?」と一言。何でも連れていきたいラーメン屋があるとか。
くらうちさんはもう食えないとのことでしたが、フードモンスターたる僕と葛西さんはウキウキでついていきました。
馬野郎からすぐのところにある「蛇の目屋」さんにて
白湯系が売りのお店みたいでした。ぼくは肉食った後だったのであっさりめの鳥煮干しそばを注文。店内はカウンターが何席かだけで外には列ができてたんですが、その期待を裏切らないだけはあるおいしいラーメンでした。豚と鳥のチャーシューがめちゃくちゃ柔らかくて、馬肉の後の締めでも余裕で完食できました。
その後くらうちさんと合流、一同はとむハに帰宅。歩き続けた疲労と満腹の効果もあり、この日はすぐに床に就きました。サイコーの1日だった。
しかしキョウト、ゆっくり観光したのは今回が初めてだったのですが、本当に良い旅でした。色々な名所を巡り、様々なおいしいものを食べて、大いに笑った。そんな3日間でした。急なスケジュールにも関わらず来てくれた葛西さんと倉内さん、そして泊めてくれただけでなく案内もしてくれたあとむさんに最大級の感謝です。
この記事はキョウト旅行からすでに1年が経過しており、なかなか遠出できない情勢になってしまいましたが、またいつかキョウト、そしてそれ以外にもいろいろなところに行きたいものですね。
次回からはオタク旅行部番外編、day4&day5です。
番外編と謳いつつある意味本編だったりします。良ければそちらもよろしくお願いします。
それでは。
2019年11月2日 オタク旅行部 キョウトday2
~オ旅部 キョウト編~
二日目は観光地として定番の伏見・宇治に行った。
まずは伏見へ、目的の駅には一本で行けるけど乗る電車の都合で手前で降りて一駅鈍行で~、という流れだったけど知らんうちに通り過ぎていた。
なんか人多くて朱色が目立つ駅通り過ぎたな~とか思ってたらこれである。まあ思い付きの旅にはままあることだろう、ということにしておいた。
そんな感じで伏見稲荷に到着。いろんなお店が軒を連ねる参道の坂道をヒイヒイ言いながら*1歩き、二匹の狐が出迎える桜門に到着。せっかくだし見晴らしが良いところまで登ろうということで稲荷山に足を踏み入れた。
千本鳥居は相変わらず人気で外国人観光客がとにかく多かった。*2
30分以上階段を上り続けたか?記憶が曖昧だけどそれほどきつかったのは覚えている。
絶景ポイントはごつごつした岩場があってみんなそこに立って写真を撮るのが恒例みたいで僕たちもナイスバディなモデルで一枚パシャリ。
茶店もあったので僕とかさいさんでソフトクリームを食べた。山で食うソフトクリームってなんであんなにうまいのだろうか。
しばらく休んだ後下山、昼食は参道でも人気らしい和食屋?に入店。僕は湯葉そばと、いなり寿司をみんなで分けて食べた。まあ店を出た後に店先で売ってるウズラの串焼きも食べましたけどね、かさいさんがご馳走してくれた。修学旅行で来た時は売り切れだったので今回食べることができて満足。
伏見を改めて堪能し、次なる目的地である宇治を目指す。
乗り継ぎを挟み宇治に到着。着いて早々、平等院鳳凰堂への参道の入り口で観光協会のマダムに捕まることとなる。イメージで言えば、建物ごとに移動こそしないものの延々としゃべり続けるポケモンの最初の街での強制ゲーム説明イベントみたいな。
紫式部の石造の横に立ってて近づくと❕マークからの強制京都・宇治の歴史語りイベントが発生した。でもこれも歴史ある観光地ならではだし、そうした語り手がいることがその街の魅力でもあったりするし、何より普通にタメになった。
平等院鳳凰堂ではおなじみのミュージアムを見てぐるっと一周してきた。まあもう3,4回は来てるし特に新しい発見は無かったけど雰囲気はとても好みなので来てしまう。
その後、参道を散策していると…
笑わせてもらった。こじつけ感が否めないけどそういうところ、いいと思うよ
あとむさんどこ見てんの?
そんな顔はめパネルの横にとあるアニメの聖地があった。
この自販機の辺り。お分かりいただけただろうか?
↓
そう、ユーフォ劇場版のお祭りシーンでのこのカットの場所である。
はぁ~… 続編はよ。
他にも作中でよく出てきてた川沿いのベンチや大吉山展望台に行ったり、
宇治橋で「うまくなりたいうまくなりたいうまくなりたい」の撮影したり(?)
ユーフォの聖地を堪能してきた。
晩飯はいかにも祇園っぽい雰囲気漂う四条の「味乃家」に行った。
ここではお好み焼きやねぎ焼きなどに舌鼓を打った。さすが関西クオリティといったところか。また店員が各テーブルを周りながら調理をしてくれたため、食べることに専念できたのもよかった。
京都らしい街並みや食べ物に満足した二日目だった。
店を出た後、63の代が修学旅行で泊まった旅館があるというアーケードを散策。
京都に来てまでアニメイトに吸い込まれる男たち。
帰宅し、翌日の準備など諸々済ませ、さあ寝るかとなったところ で
あとむさんがふと「たまこまーけっと第9話、歌っちゃうんだ、恋の歌回見るべ」と。
棚からたまこま円盤を取り出すやいなや再生。たまこの父、豆大が学生時代にたまこの亡くなった母親に向けたラブソングのお話。
ため息しかつかなくなるオタクたち。やっぱ京アニの作品はいいなぁとこの地で見て改めて実感した。
三日目はそこまで遠出をせずに周辺の名所を巡ろうということでまとまり、最終日に向けて就寝。
オタク旅行部day3に続く―――
2019年11月1日 オタク旅行部 キョウトday1
アニサマに引き続き半年以上経ってからの投稿となります、
みなさんこんにちわきちゃ~ん。どうも、ワキオ・アスノです。
少し、ほんの少しだけ落ち着いたのでフリーターらしく日中にブログを編集しております。なんかこうしているとデスクワーク社会人の気分を味わえていいですね。
ということでついにオタク旅行部、通称”オ旅部”の活動として昨年行ってきたキョウト編について記していこうと思います。
~始まりは突然に~
そもそもこのキョウト旅行、結構駆け足で決まった記憶がある。
というのも去年の就活をほぼ諦めて旅に出たい、行くならせっかく最後の年だしあとむさんのとこに行きたい僕、こちらもせっかくの連休だから外出たいっていうかさいさん、そして何やら悩んでいたくらうちさん。この3人がいて、じゃあお前らまとめて来い!というあとむさんの一押しがあってほんとに1,2週前くらいに決まったんじゃなかったかな。
当日、午後休かなんかだった2人と17時ころに東京駅で合流、前日10月31日までに途中経過を提出しなければならない教授からの卒論催促メールを見なかったことにして東海道新幹線にRide On! 移動中はアニサマの記事書いたり、FGOのやってないイベのガチャで星5*1を引いたり、かさいさんが買ってくれた恵比寿サマのおビールを飲んだりした。
そうして京都駅に到着。体感めっちゃ早かったな。
いい顔してるぜ、これが約束を果たす男の顔か。
駅からはバスで移動、降車のときにくらうちさんSuicaでバス止めてた。
最寄りのバス停で待っててくれたあとむさんと合流し、荷物を置いて晩飯へと繰り出した。
「炭火で焼き鳥が食べたい。」ということでふらっと歩いて見つけた「ぜん」に入店。
突き出しは3種類で長芋の醬油漬け、春雨の和えたの、京風おでんだったかな。特におでんは出汁が染みてて美味だった。
メインはもちろん肉料理で鴨川の傍で鴨肉やら燻製やらを食ってしこたま日本酒を飲んだ。こちらのお店は日本酒のおちょこを自分で選べるらしく、皆思い思いのおちょこを選び、全国各地の、特に近畿の地酒を楽しんでいた。
僕はこのギザギザのやつ、なんて模様かは知らない。
そしてこのお店のメニューの中で僕が最も印象に残っているのが漬物盛り合わせだった。
オーソドックスな白菜やしば漬けに加え野沢菜や千枚漬け、奈良漬けもあったかな、とにかく旨くて日本酒が止まらなかった。肉ももちろん良かったけど少しづつつまみながらちびちび飲む日本酒がサイコーすぎた。4人とも「一生これでいい、これであれ。」つってた。皆さんも関西行ったら漬物食べることをおすすめします。
そんなこんなで大満足で店を出る。鴨川行ったらまた行きたいくらい料理も雰囲気も素敵だった。既に良い旅だなって確信してたけど旅行はまだまだこれからですね。
帰路で鴨川の飛び石やデルタを渡った。
デルタではカップルが寝そべりながら会話してる横を20代男性4人が飛び石をピョンピョン飛んでケタケタ笑ってた。
暗かったからまた明日以降来ようということであとむさん宅へと戻る。
2日目はメジャーな観光地ってことで伏見と宇治に行きまーす。2日目以降はボリューム満点になりそうなのでお楽しみを。
ではまた次の記事でお会いしましょう。
*1:スペース・イシュタルを引いた。絵は、うーんといったところ
アニサマその2
最近暑い日が続きますね~
まあワタクシ村上奈津実さん推しなんですけどもね、でも虹ちゃんみんなきれいだと思う。曲全然知らなかったけどクボタさんの腰と太もも見てたらあっという間に終わってたわ。
実は内田真礼さんの曲の中で一番好きといっても過言ではない。イントロが少し往年のbumpぽさがあってイイ。サビ前のカッティングもイイ。とにかく音作りが好みのモノ。ドラムのドンパチ具合がライブで活きててとても気持ち良かった。大サビめちゃくちゃ感情こもってて震えるものがあった。
・BRAVER / ZAQ
実はざくちゃん大好きなわきちゃん。この曲、サビで大変なことになる。光を、もっと光をのとこの声出しで400から落ちそうになる。最近ちょうどアニメのソーマ見終えたんだけどこの曲がOPって知らなくて思わず吠えてしまった。ちなみにソーマでは榊涼子ちゃんが好きです、けど二年生になってショートヘアになったときは心底がっかりした。オンナ、なぜ安易に髪を短くする?(これは三次元に対する個人の見解)
・Don't say “lazy”、GO! GO! MANIAC / 放課後ティータイム
アニサマ2019 その1
アニサマから2ヶ月ってマジ?(大マジ)
ってことで京都旅行の往路でようやく手を付け始めました、よろしくね。
とは言っても現場から2ヶ月、楽しい体験は記憶に残りづらい〜みたいな現象があったかと思いますがまさしくその通りですね。事細かに覚えているわけではありませんが、8月31日の流れと特に印象に残ってる曲とかを書き連ねていこうと思います。
今年で4年目の参加となるアニメロサマーライブ、通称アニサマ。今回僕は土日の2日間の参加でした。思えば2016年から全通してたけど今年初めて欠勤しました。まあ、年々オタク力の低下を実感してるし現場少なくなるのも自明ですけどね。笑
と、言うことで前日の金曜日、盛岡から今や最強の名を欲しいままにするのぶさんがやって来ましたね。当日までインターンだったみたいでクールビズしてるのぶさん見れたのはなかなかレアでした。インターン先の飲みでガバガバに酒飲んでたみたいで途中2時間くらい音信不通になってたけど、所謂女性声優フルネームひらがなツイートはしてなかったので大丈夫だろうと高を括っていました。(スーパーで買い物中オーイシ×オーハシコラボでさいとーPにブチ切れたらしいけど)
その後は適当にアニメ見たりして寝た気がする。
それでもっていよいよ僕にとってのアニサマスタートとなる8月31日がやってきました。毎年大所帯だけど今年はサトチカさんが遂に参戦ということで円卓の諸騎士も万感の思いが胸に迫っていたことでしょう。彼にとってもそれだけ今年は特別な年だったと思います。
「 十三拘束解放 (シール・サーティーン)、 円卓議決開始 (デシジョン・スタート)!」
ようやく本編について書ける。
挨拶もそこそこに中に入る。この日はステージの対岸、とは言っても200lvだったから見やすかった、チケット管理局に感謝。それでは以下ほんへ
· Paradise Lost / 茅原実里×TRUE
1歩目から最高速かよ。これには範馬刃牙もびっくり(ネタについて詳しくは範馬刃牙をお読み下さい)。実際のところは分からないけどこの2人ががっつり絡むようになったのはヴァイオレット・エヴァーガーデンからなのかな?とか思いつつ、まあ逆にもっと早くコラボして♡って感じだったのでどんどんやってください。落ちサビ?前のAhのとこのハモリと伸び最高、伸びすぎて思わずアローラナッシーになってしまいました。
茅原さんは声優ですがそれこそアニソン歌手でもありますよね、今の若手声優のアーティストデビューの波によるタイアップやキャラ名義での歌唱も確かに色彩が出てて良いのですが、ことアニソン歌手のアニメにかける想いは身内の皆さんなら重々承知でしょうが声優のそれとはまた違うものと存じます。そしてそれを特に感じるのが僕にとっては茅原実里さんとTRUEさんなんですよね。関わる作品が作品なので僕に刺さるのも当然なのですが。
まあとにかく、1曲目からこの年の"本気"を感じましたね。(こう残した筆者は3日目にそれを全身で浴び、壊れてしまうということを本人はまだ知らない。)
· 純白サンクチュアリィ / 茅原実里